門前地域住宅復興支援ネットワーク
總持寺周辺地区の商店街にある呉服屋さんは、地震による被害で 1 階部分が大きく傾斜していました。
「修復して使い続けたい」という所有者の方の強いご希望から、(社)金沢職人大学校の全面バックアップにより、住宅の建て起し(※)が行われました。
※建て起しとは、 下げ振り等を用いて、柱の垂直を確認しながら、ワイヤー、ジャッキ等を使い、柱が垂直になるように、起こし直す作業のことです
建て起し当日は、金沢工業大学谷明彦先生と研究室の学生も現場を訪れ、建て起しの作業を見学しました。
・ 建て起し前:写真右側に傾斜し、隣家に寄りかかっている状態
・ 建て起し後:傾斜が矯正され、垂直に戻った状態・ 建て起し後:傾斜が矯正され、垂直に戻った状態
・ 建て起しは、約10名の大工棟梁の方々が行いました。
・ ワイヤーを梁などの構造材に引っ掛け、ジャッキ等を用いて引っ張ることにより、1階部分の傾斜を矯正します。
|